息子も4級受験
5月17日(日)と24日(日)に、小学5年生の息子にも4級を受講させた。
私が子供達にアマチュア無線を受験させる理由は、二つある。
一つは、自分に自信をつけさせるためである。
現実問題、アマチュア無線の免許を取った程度では、学校の受験に役立つわけでもなく、人生において特別な意味を持つわけでもないが、曲がりなりにも国家資格である。検定試験のように実力を試すのではなく、“これがないとできない”という免許である。将来自分の人生に悩んだときに、最後の自信につながるかもしれない、という願いを込めている。
逆にこれを取得することで、これからは生意気だといじめられるかもしれない。
だが、イジメは大人になってからでもあるし、むしろ大人の足の引っ張り合いのほうがエグイものであり、“出るくいは打たれる”ということわざの通り、人よりいい思いをしようと思えば必ず邪魔されるものであるから、むしろ今のうちからこういう経験をしておくほうがよいのではないかとも思う。
二つ目の目的は集中力を養う、ということである。
この程度の受講ではたかがしれているとは思うが、適度なレベルで適度な集中力が必要、という点では、なかなか妥当な試験だと思う。
もっとも、そのために2万2千円というのはどうか、という意見もあるが、他にいいのが思いつかないので、私はこれを選んだ。
今回の受講を見ても、ほとんどがオジサンであり、今回は若者も数名いたようだが、小学生はうちのともう一人しかいなかった。
いかにも土建屋の作業員、というような方が多く、やはり私の仮設の通り、ほとんどの人は趣味としてアマチュア無線を受験するのではなく、勉強のためや会社から言われて、あるいはリストラ対策として、ということではないかと思う。
ちなみに、より実用的という点では、電気工事士のほうがよほど役立つとは思うのだが、難易度から考えれば、小学生でも受験できるアマチュア無線のレベルに対し、専門学校もあるくらいの電気工事士では、どうしても受けられる人が限られてくるのかもしれない。
何にせよ、息子君にも受かっていてもらいたいものである。
なお、余談ではあるが、受講会場は山手線の巣鴨という駅にあり、我が家は荻窪駅のため、交通はJRで一度新宿駅で乗り換えることになる。
行きは私も送っていったが、帰りは自分で考えるトレーニングもあり、一人で帰らせることとした。姉のときもそうしたし。
しかし、帰る時に一つの事件が起こった。
山手線で新宿駅まできたのはよかったが、その後、中央線で「吉祥寺方面」の電車に乗る、というところまでは指示どおりだったのだが、乗った電車が「あずさ(特急)」で、荻窪には停まらず、どこかはるか遠くまで行ってしまったらしく、1時間以内で帰ってこれるところを3時間以上かけて帰ってきた。
本人いわく、どこで降りたかよくわからなかった、ということではあるが、おそらく恥ずかしくて言えないのだと思う。
まぁ、親としても責任がないわけではないし、無事帰ってきたからよかたっとも言えるが、なんにせよ、彼の成長の一歩となったことを期待したい。
