映画「仏陀再誕」を見た
タイトルから見てもわかるように、仏教がテーマの映画である。
しかし製作は「幸福の科学」であり、指揮は教祖である大川隆法がとっている。
知らない人の悪口を言うのはよくないとは思うが、どうしても新興宗教というのは胡散臭く見えてしまう。
だが、逆にこの映画でもストーリーは「悪の新興宗教 vs 正義の新興宗教」という構図になっており、“新興宗教そのものが胡散臭く見えてしまう”ことは否定していなかった。
また、何と言っても期待の“仏陀の生まれ変わりは大川隆法だ”というあからさまなシーンはなかったし、もちろん仏陀の生まれ変わりとなった人物は出てくるものの、暗に「それは大川隆法だ」ということは指しているのであろうが、もし“スポンサーが幸福の科学である”という情報が一切伏せられていれば、それはまったくわからなかったと言える。
このアニメは分類としては“超能力戦”になるであろう。
それゆえ、アニメ映画としては大迫力があり、十分娯楽映画に仕上がっている。
もちろん仏教の説話のシーンもあるが、最近のアニメでもリアルさを出すためにマジなシーンも多いので、“幸福の科学”という名前を伏せて“アクション娯楽大作”として売り出したら、それなりに観客が得られたのではないかと思われる。
ちなみに10月17日(土)の開幕で、私は19日(月)の19時~という公開直後とも言える時期に見に行ったが、観客は15名程でありガラアキであった。
内容はそこそこで声優もそれなりに定評のある人材を使っているのだから、もし“純粋な”アニメ映画であれば、もっとファンは入っていたのではないかと思う。やはり、“幸福の科学”や“大川隆法”が足を引っ張ったとしか思えない。
この4月から私は、空海が真言宗を開いたという和歌山県の高野山に関する仕事も関わることになった。その関係もあり、話のネタとして見に行ったわけであるが、もし私の境遇にそのようなものがなければ、やはり“怖いもの見たさ”だけで1,800円を払うことはなかったであろう。
本来ならばスポンサーは「日本仏教連盟(?)」と言えるようなところが担当すべき映画であったと言える。しかもスポンサー企業は、東映の上映であることを始め、多くの日本を代表する企業が最後にクレジットされていた。
作品が“内容”ではなくこうした“状況”で評価されるのも寂しいとも思えた。
追伸:
過去の幸福の科学が作ったアニメも調べてみたら、それなりの声優が担当していることがわかった。
その中でも「子安武人」さんはよく主役をやっているようだが、もしかして信者?
















































